銅合金鋳造
他金属の鋳物にはない優れた導電性や熱伝導率、耐食性、耐低温特性を持ち、一部の産業分野、特殊用途で重宝されている銅合金。金属材料の販売・加工を手がける「株式会社井田商店」ではこの銅合金やブロンズの鋳造についても多くのノウハウを持っています。
こちらでは、銅合金・ブロンズの鋳造の概要と作業工程、木型製作の実際などについてご紹介しています。銅合金・ブロンズの鋳造は金属材料のプロ集団・井田商店におまかせください。
銅合金・ブロンズの鋳造について
他の金属鋳物にはない利点、長所があり、しかもいまだに根強い需要がありながら、確かな鋳造技術を持つ業者は年々減少の一途をたどっているのが銅合金・ブロンズ
鋳造の現状。
しかし、井田商店は今日でもこの有用な鋳造方法にこだわり、優れた製品作りを実践しています。
鋳造工程
鋳型に溶かした材料を流し込み、冷えて固まったものを取り出し、製品として仕上げる──銅鋳造も他の金属と同じような工程を経て行われます。
1鋳型の製作
お客様からいただいた図面に基づいて鋳型を製作します。なお、この鋳型には使用する材料によって木型や発泡型、金型、樹脂型などがあります。井田商店ではロットや形状に合わせて使い分けています。
2材料の溶解
銅合金やブロンズを加熱し溶解します。このときの温度管理が製品の良し悪しを決めるため、作業には職人の経験と勘が要求されます。
3鋳込み
溶かした銅合金やブロンズを慎重に鋳型へと流し込みます。
4仕上げ(機械加工)・製品完成
冷却後、材料を型から抜き、設計仕様に基づいて適切なサイズに切断し、バリを取るなどの仕上げ作業を行います。
銅合金・ブロンズの鋳造なら井田商店にお任せください
鋳造品を製作するには材料を流し込む「型」が必要です。しかし、熱による膨張などを計算に入れながら製品の精度を確保するには相応の技術、経験が必要で、これを自前で作るのはとても現実的とは言えません。やはり専門業者にまかせるのが得策です。
金属材料のプロである井田商店なら、元となる図面さえいただければ銅合金・ブロンズの鋳造に必要な鋳型の製作から機械加工まで、複雑な形状でも対応いたします。
また、複数の業者で分業すると鋳造の際に金属に空気が入り、鬆(空気孔)が入っていても納品まで分からないことが稀にありますが、当社では一貫製作により品質管理を行っているため再製作による時間のロスがありません。安定した品質でご提供できますので、お気軽にご相談ください。
銅合金・ブロンズの鋳造でこんなことができます
銅合金・ブロンズの鋳物を使った工作物の例をご紹介します。