曲げ加工・レーザー加工
金属材料の加工には、大きく分けて「曲げ加工」と「機械加工」があります。曲げ加工はプレス加工の一種で、機械加工にはフライスやNC旋盤、マシニングセンタなどの機器を用いた加工全般を指します。
こちらでは金属材料の販売・加工を手がける「株式会社井田商店」が曲げ加工とレーザー加工について解説しています。どんな工作、パーツにこの曲げ加工・レーザー加工が適しているかはこちらをお読みください。DIYを考える際やオーダーメイドをご依頼される際にお役に立つはずです。
曲げ加工について
板状、あるいは棒状の金属素材を型に沿わせるように力を加え、折り曲げるのが曲げ加工です。井田商店ではそのなかでも「型曲げ」「折りたたみ」「送り曲げ」を用途に応じて駆使しています。
型曲げ
(写真は突き曲げ) | 型に材料を固定して力を加えて曲げる加工法です。代表的なものに台に固定した板材を上から押しこむ「突き曲げ」があります。板状、あるいは棒状の材料を単純なV字型、U字型、L字型、Z字型に曲げるのに適しています。 |
折りたたみ
R(ラウンド)形状の台座に材料を固定し、力を加えながらその外周に沿って折りたたむように曲げる金属加工法。フォールディングマシンという専用機械を用い、板の端部を曲げ角度90°以上になるように金属加工します。 |
送り曲げ
複数のローラーの間を通しながらその回転力で金属材料を曲げる加工法。材料を型に固定せず、連続的に曲げ加工を施すことで、さまざまな断面形状を持つパーツを工作できるのが特色です。 |
レーザー加工について
光を膨大に増幅したレーザー光線で金属を溶かすのがレーザー加工です。レーザー加工では金属にピンポイントでレーザーを放射するため、精密な加工が可能になります。
非常に小さな対象物でも短時間で正確に加工を施せるため、無駄な変形や歪みも防ぐことができ、縁に切り込みを入れることなく複雑な形状に切り抜くことも可能です。
曲げ加工・レーザー加工でこんなことができます
曲げ加工・レーザー加工を応用した工作物の例をご紹介します。
- 加工方法
レーザー加工 - 材料
ステンレス - 用途
工業用部品